石西礁湖生きもの図鑑ーサンゴのなかま

種名:パラオクサビライシ
学名:Heliofungia actiniformis

八重山諸島以南の波の静かな礁池内に生息し、石西礁湖でも見られるが、珍しい。茶色の個体が多い。イソギンチャクの様な非常に長い触手が特徴で、他のクサビライシ類との区別は容易である。その見た目から、観賞用として流通しており、人気が高い。
比較的白化しづらいと言われているが、石西礁湖では白化被害を明確に確認できるほど生息数はみられない。