石西礁湖生きもの図鑑ー貝のなかま
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種名:コブシメ 学名:Sepia latimanus 外套長(ヒレの先端から胴体の付け根の長さ)40cm程度。 本種を含むコウイカのなかまの特徴として、胴体が太く、腕足が短い。本種は胴体に白点が散在し、ヒレや腕に横縞が走る。サンゴ礁のサンゴや岩場に生息し、単独または群れで遊泳する。冬から春先の産卵期になると、ユビエダハマサンゴなどのイシサンゴのなかまの隙間にピンポン玉の様な卵を産み付け、卵を守るようにペアで周囲を警戒しながら泳ぐ。沖縄ではアオリイカと並び、高級食材として流通している。墨を利用した汁物が有名。釣り対象としてもメジャーであり、本種を狙った釣りも行われている。 主に魚や甲殻類を食べる。 |
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