石西礁湖生きもの図鑑ーカメ・ヘビのなかま

種名:エラブウミヘビ
学名:Laticauda semifasciata

全長150cm程度。
海で生活するコブラ科のヘビで、体には黒と青の縞模様がある。海中を泳ぎやすいように尾の先が平たくなっている。肺で呼吸している為、水面に息を吸うために浮上する姿がよく見られ、1回の潜水で30分から1時間は息を止めることができる。基本的におとなしいが、牙にハブ毒の70〜80倍の強さの神経毒をもっている。9月から11月の産卵期に上陸して岩の隙間に産卵し、その岩の隙間に集まったところを撮られ、沖縄では「イラブ―」と呼ばれ食されることもある。
主に魚などを食べる。
有毒生物