石西礁湖生きもの図鑑ーカメ・ヘビのなかま

種名:アオウミガメ
学名:Chelonia mydas

甲長(甲羅の縦の長さ)100cm程度。
小さく丸い頭を持ち、海草や海藻をはむために下顎には小さな突起が多数ある。ウミガメ類の中では唯一の草食性である。日本では小笠原諸島と南西諸島の砂浜が主な産卵地となっている。ダイビング見られるのは本種が多く、非常に人気がある。その肉は古くから世界各地で広く利用され、日本では小笠原諸島で伝統的に食べられてきた。しかし、産卵できる砂浜の減少や漁獲等の理由により絶滅が危惧されているため、盛んに保護活動が行われている。