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平成16年度 西表国立公園石西礁湖及び近隣海域におけるサンゴ礁モニタリング調査 報告書
平成16年度 西表国立公園石西礁湖及び近隣海域におけるサンゴ礁モニタリング調査 報告書
| 報告書名 |
平成16年度 西表国立公園石西礁湖及び近隣海域におけるサンゴ礁モニタリング調査 報告書
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| 年月 |
平成17年3月
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| 作成元 |
環境省自然環境局、財団法人自然環境研究センター
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| 目的 |
本調査は、サンゴ礁の現状を継続して把握するため、石垣島周辺海域(75地点)、石西礁湖及び西表島周辺海域(139地点)において、広域的なサンゴの生息状況の調査を行うことを目的とする。
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| 項目 |
- サンゴ類の生息状況(被度及び生育型、新規加入状況等)
- サンゴ類の攪乱要因の状況(オニヒトデ、サンゴ食貝類、白化現象等)
- 生息環境(シルトの堆積状況、SPSS)
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| 結果 |
- サンゴ類の生息状況(被度及び生育型、新規加入状況等)
【石垣島周辺海域(全75地点)】
- 地点平均の生存サンゴ類の被度は33.3%(前年比4.6pt増)だった。
- 1年で被度が10pt以上増加した地点は24地点(32%)あった。
- サンゴ類生育型はミドリイシ類優占の地点が増加し、多種混成型の地点が減少した。特に石垣島北西部の礁斜面部・礁緑部などでは卓状ミドリイシ類の成長が顕著だった。
【石西礁湖および西表島周辺海域(全123地点)】
- 地点の生存サンゴ類の平均被度は48.0%で、前年から1.7pt増加した。また、被度が10pt以上増加した地点は23地点、低下した地点は15地点だった。
- 高被度(50%以上)サンゴ群集が確認された調査地点は、76地点(61.8%)であった。
- 低被度(10%未満)サンゴ群集が、小浜島東周辺や竹富島北東岸などに10地点存在した。
- 低下した地点が石西礁湖外縁部で多く見られるのは台風による影響と考えられる。
- サンゴ類の攪乱要因の状況(オニヒトデ、サンゴ食貝類、白化現象等)
【石垣島周辺海域(全75地点)】
- 確認されたオニヒトデは2地点2個体だが、オニヒトデの食痕確認地点が急増していた。
- 貝類による食害は、平久保半島西側で顕著であり、前年に引き続き10 - 20ptのサンゴ被度の減少が確認された。食害の確認地点は石垣島全体で増加傾向にある。
【石西礁湖および西表島周辺海域(全123地点)】
- オニヒトデは35地点(35.1%)で観察され、その個体数は99個体に上った。
- 前年度と比較して、目撃地点数、目撃個体数ともに約1.5倍の増加であった。
- 小浜島 - 黒島間の地点では、枝状ミドリイシ群落中にテルピオスが広範囲に被覆していた。
- シガイダマシ類は14地点(食痕含む)、テルピオスは23地点で確認された。
- 多くの地点のサンゴにBlack Band DiseaseやWhite Syndromeの症状を示す部分的な死亡が認められた。
- 生息環境(シルトの堆積状況、SPSS)
- 全海域において、シルトの堆積状況(SPSS)は前年度よりも改善傾向にあったが、本年度は台風が多く底質の洗浄効果が高まったためと考えられる。
- 一方では、波浪の影響で基盤の破砕やレキによる埋没が例年より多く、サンゴ被度が減少する地点があった。
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