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石西礁湖自然再生全体構想の完成及び記念シンポジウム

石西礁湖自然再生全体構想の完成及び記念シンポジウムが開催されました

石西礁湖自然再生全体構想策定/石垣島国立公園編入記念シンポジウム
「島・海・サンゴ礁 ‐石西礁湖自然再生と西表石垣国立公園‐」

 石西礁湖自然再生全体構想が策定されたこと、また、石垣島が国立公園に編入されたことを記念して、シンポジウムを開催しました。シンポジウムでは、全体構想や国立公園について紹介する他、タレントで東京海洋大学客員准教授でもあるさかなクン他を招いてトークショーなどを行いました。

(1)日時
平成19年11月19日(月) 18:30?20:40
(2)場所
石垣市健康福祉センター
(3)主催
石西礁湖自然再生協議会、環境省那覇自然環境事務所、沖縄総合事務局開発建設部、沖縄県、石垣市、竹富町
(4)内容
挨拶
環境省那覇自然環境事務所長、石垣市長、竹富町長
第1部
石西礁湖自然再生全体構想と西表石垣国立公園について
自然再生協議会会長 土屋誠(琉球大学教授)他
第2部
トークショー「八重山の自然について」
さかなクン、♪鳥くん、琉球サンゴくん
第3部
パネルディスカッション「サンゴ礁の保全」
挨拶
沖縄県

石西礁湖自然再生全体構想策定/石垣島国立公園編入記念シンポジウム

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サンゴ移植地見学会

サンゴ移植地見学会が開催されました

 平成18年11月18日に、石西礁湖自然再生協議会主催による「サンゴ移植地見学会」が行われました。
 サンゴ移植地見学会は石西礁湖でサンゴの再生事業が行われている新城島、黒島に船で行き、サンゴの着床具の見学やCOD(水の汚れを表す指標)の簡易調査などを行いました。

サンゴ移植地見学会のコース図

 午前8時、参加者が石垣漁港ハーリー広場公園に続々と集まり始めました。当日は曇りや雨の予報でしたが、運よく晴天に恵まれました(写真1)。


写真1 続々と集まる参加者の皆さん

 参加者には、まず石垣漁港内の海水の汚れ具合の調査をしてもらいました。海の汚れ具合を表す指標のひとつであるCOD(化学的酸素要求量)の調査です。試薬が入ったチューブに海水を吸い込み、染まった色の違いで水の汚れ具合を調べました。
 調査の結果、CODの値は2mg/L以下ということが分かり、港内でもきれいな水だということがわかりました(写真2)。


写真2 CODの調査風景

 いよいよ船に乗り出港です。3隻の船に分乗し新城島を目指します(写真3)。


写真3 いざ出港

 新城島では実際に海底に設置してある着床具を取りだし、船上で観察を行いました(写真4)。
 この着床具にサンゴの幼生が着床し、成長していきます。写真では見にくいのですが、着床具には稚サンゴが付いて成長していることが分かりました。また、スノーケリングで実際に海底の様子を見学してもらいました。(写真5)。
 さらに、ここでもCOD(海の汚れ具合)の調査を行いましたが、その値は2mg/L以下となり、きれいな水だということがわかりました(写真6)。


写真4 海底に設置してある着床具


写真5 スノーケリングで観察中


写真6 CODの調査中

 次は、着床具の上で成長したサンゴを移植した黒島へ向かいます。黒島でもスノーケリングでの観察(写真7)や水中カメラの映像を船上で映写(写真8)するなど、海底の様子を見学しました。
 ここでは、海底に移植したサンゴがすくすくと成長している様子が観察できました。


写真7 黒島でのスノーケリング


写真8 海中ビデオの映像をパソコンで観察中

 いよいよ帰港です。
 幸い大きな波や風はなく、無事にサンゴ移植地見学会を終えることができました。この体験が、石西礁湖の自然再生への一つのきっかけになれば幸いです。


写真9 みんなで記念撮影

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講演会「石西礁湖はすごかった ‐ 考えよう、私たちの海のこと ‐」

講演会「石西礁湖はすごかった ‐ 考えよう、私たちの海のこと ‐」が開催されました

 平成18年11月17日に、石西礁湖自然再生協議会主催による「石西礁湖はすごかった ‐ 考えよう、私たちの海のこと ‐」が石垣市で開催され、井田齊氏(株式会社プレック研究所 生態研究センター長)と池田 元氏(海人、沖縄県指導漁業士)のお二方にご講演いただきました。


 井田先生には「1970年代の石西礁湖」というタイトルでご講演いただきました。石西礁湖は、1972年(昭和47年)に西表国立公園の一部として指定されましたが、井田先生は、国立公園の指定に際して行われた調査に専門家の一人として参加されていました。
 講演会では、当時の貴重な写真を交えながら、1970年代の石西礁湖の様子をご紹介いただきました。当時はサンゴの被度が高い場所が多く、砂地などのサンゴが見られない裸地の方が少なかったこと、サンゴの状況は約10年単位で変わりうるため、サンゴの再生能力を阻害しなければ、石西礁湖のサンゴ礁は回復しうるのではないかといったお話がありました。


 続いて、池田さんには「海人から見た石西礁湖」というタイトルでご講演いただきました。

 池田さんには、1972年の西表国立公園指定当時から石西礁湖の自然をみつめてきた石垣の海人として、当時の石西礁湖の状況とその当時と比べて変化した点など、石西礁湖の現状についてご講演いただきました。  特に印象的だったのが、1981 ‐ 82年(昭和56 ‐ 57年)に実施したオニヒトデ駆除の写真で、トラックいっぱいに積まれたオニヒトデは当時の被害の甚大さを物語るものでした。池田さんご自身も、サバニを繰り出してオニヒトデを駆除されていたそうです。また、石西礁湖内のヤナ(漁場)や、漁法の変遷などの説明もあり、聴衆の大きな関心を得ていました。


 いずれの講演についても、講演後に活発な質疑応答があり、聴衆の石西礁湖への関心の高さが伺えました。最後に、参加者による盛大なる拍手の中、講演会が閉会しました。

講演会「石西礁湖はすごかった ‐ 考えよう、私たちの海のこと ‐」

概要(準備中)

配布資料

講演会チラシ

スライド

井田氏講演会スライド
池田氏講演会スライド

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第2回ワークショップ

第2回サンゴ礁保全ワークショップ
 ‐ みんなで海について語ろう ‐

 平成17年1月29日に第2回目のワークショップを開催しました。今回のワークショップには、一般の市民のほかダビング事業者と漁業者の参加もあり、総勢31名で始まりました。今回はサンゴ礁を取り巻く様々な環境を原点から見つめ直し、各主体の日常的な生活の視点から解決方法を探ってみようと考え、テーマを2つ設定して、ワークショップを展開しました。

ワークショップの流れ

  1. 参加者を3つのグループ(年齢に偏りのないように男女を均等に)に分かれます。
  2. 各グループで、自己紹介をかねてアイスブレイク(緊張を解しリラックス)。
  3. 参加者にカード(ポストイット)を複数枚配り、作業開始。
  4. Q1.「あなたにとって海って何ですか?」という問いかけに対するカードを作成します(1項目/1カードが原則)。ここでは、参加者が普段、どのようなの立場で、どのように海と接し、参加者にとって如何なる場所なのか、改めて考えて直してもらいました。
  5. 2 ‐ 3枚/人のカードが出来上がったら、ファシリテーターの指名により、一人ずつ順番にカードを読み上げて、台紙上に張り付けて行いきます。同じ内容のカードを作成した人がいたら、手を上げてに読み上げます(6)全員のカードが出そろったら、台紙上に配置したカードを眺めて整理し、グルーピングし、各カードの固まりにタイトルを付けます。
  6. グルーピングした各カードの固まり同士間に線や矢印を引いて関係性を整理します。
  7. Q1.の答えについて参加者と一緒に整理します。で、できたのがこちら

    「私にとって海とは」
    グループ1 グループ2 グループ3
     つづいて、

  8. 第1回目で参加者が検討した問題点に関する現状を、自然再生推進調査でわかったこと等を実際のデータで提示(約15分間)し、サンゴを取り巻く海域の問題点とその要因を共有しました。
  9. 次に「八重山の海(サンゴ礁)とうまくつき合って行くにはどうすればよいのか?」という問いかけに基づいてワークショップを展開しました。ここでは、参加者である一般住民、ダイビング事業者、海人等の各主体がそれぞれの立場で海のためにできることは何かを考えてもらい、カードを作成してもらいました。
  10. 上記の(5) ‐ (8)と同じ作業を繰り返します。で、できたのがこちら

    「八重山の海(サンゴ礁)とうまくつき合って行くには」
    グループ1 グループ2 グループ3

  11. Q2.の答えについて参加者と一緒に整理、発表会に備え、内容に合った絵・飾り付けを全員で行い発表用の台紙を完成させました。
  12. グループの代表から1グループあたり約5分で検討内容を発表しました。
  13. 次回の開催時期や時間の希望を概ね確認して終了。


※次回に続く・・・・

前回の第1回目では、石西礁湖を含む八重山地域の海の環境について問題点や課題を抽出した後、その問題点や課題が解決したと仮定したらどのような将来像が想い描けるかについて話し合いました。
 今回はサンゴ礁を取り巻く様々な環境を原点から見つめ直し、各主体の日常的な生活の視点から解決方法を探ってみようと考え、テーマを2つ設定して、ワークショップを展開しました。
 今回のワークショップは、一般市民、ダイビング事業者、海人等がランダムに3つのグループに分かれそれぞれの立場から率直な意見や提案がなされましたが、それぞれの主体が海をどう捉え関わっているのかを相互に認識し、また、それぞれの立場で海とどうつき合って行けばいいのかが分かるワークショップとなりました。
 話も盛り上がり楽しいワークショップとなりました。また、ワークショップ終了後に約2時間ほど、酒を交えて交流会を開催しましたが、八重山地域の海とサンゴ礁について、熱く語り、笑いも交え和やかなムードで話が弾み、次回のワークショップへの参加を快く受けてもらいました。
 次回は最終回となる予定ですが、「将来像の実現に向かって指標や目標値」をどう設定するか、また、今回検討した「行動計画を主体別・具体的に実行へと導くにはどのようにすればいいのか」を検討する予定です。

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第1回ワークショップ

第1回サンゴ礁保全ワークショップ
 ‐ ぼくとサンゴの愛のことば ‐

 平成16年11月21日に第1回目のワークショップを開催しました。このワークショップでは、24名の参加者の方々が3つのグループに分かれ、「石西礁湖のサンゴ礁の将来あるべき姿」の検討をゴールイメージとして設定し、以下の流れに沿ってグループワーク(作業)を展開しました。

ワークショップの流れ

  1. 参加者を3つのグループ(年齢に偏りのないように男女を均等に)に分かれます。
  2. 各グループで、自己紹介をかねてアイスブレイク(緊張を解しリラックス)。
  3. 参加者にカード(ポストイット)を複数枚配り、作業開始。
  4. Q1.「石西礁湖のサンゴ礁や海の環境で問題だなあと感じることは何ですか?」という問いかけに対するカードを作成します(1項目/1カードが原則)。
  5. 5 ‐ 8枚/人のカードが出来上がったら、ファシリテーターの指名により、一人ずつ順番にカードを読み上げて、台紙上に張り付けて行いきます。同じ内容のカードを作成した人がいたら、手を上げてに読み上げます
  6. 全員のカードが出そろったら、台紙上に配置したカードを眺めて整理し、グルーピングし、各カードの固まりにタイトルを付けます。
  7. グルーピングした各カードの固まり同士間に線や矢印を引いて関係性を整理します。
  8. Q1.の答えについて参加者と一緒に整理します。で、できたのがこちら

    「課題、問題点」
    グループ1 グループ2 グループ3
     つづいて、

  9. Q2.「みんなで考え整理した問題点がすべて解決したと仮定したら、石西礁湖や海の環境はどのような姿になっているでしょうか?」という問いかけに対するカードを作成します(1項目/1カードが原則)。
  10. 上記の(5) ‐ (8)と同じ作業を繰り返します。で、できたのがこちら

    「のぞまれる将来像」
    グループ1 グループ2 グループ3
  11. Q2.の答えについて参加者と一緒に整理、発表会に備え、内容に合った絵・飾り付けを全員で行い発表用の台紙を完成させました。
  12. グループの代表から1グループあたり約5分で検討内容を発表しました。
  13. 発表会の後、オブザーバー参加して頂いた専門委員の野島氏及び鹿熊氏より、ワークショップの講評及び今後の課題についてコメントを頂きました。
  14. 次回の開催時期や時間の希望を概ね確認して終了。


※次回に続く・・・・・

「サンゴの減少」、「魚・貝の減少」、「海のにごり」、「サンゴの白化」、「オニヒトデ」、「生活排水」、「漂着ゴミ」、「粗大ゴミの不法投棄」、「ポイ捨て」、「廃油ボール」、「畜舎排水」、「農薬・除草剤」、「赤土流出」、「砂浜の減少」、「砂浜への車の乗り入れ」、「魚・貝捕りすぎ」、「埋め立て」、「スノーケルによるサンゴ破壊」、「アンカーによるサンゴ破壊」ここに挙げたものは、ワークショップの中で参加者から発言のあった八重山の海を取り巻く課題や問題点です。
 八重山の美しく豊かな海は八重山の観光業と漁業を支えるかけがえのない海です。しかし、この海は今これだけの課題と問題点を抱えていることが改めて浮き彫りになりました。
 また、問題の背景には、島に住む人々にとって海が遠い存在になってしまっているためではないかという指摘も多く出されました。

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シンポジウム

シンポジウム

 石西礁湖の自然再生は、計画の策定段階から地域に皆さん、ボランティア、NPO、専門家、地方公共団体、環境省など国の機関などサンゴ礁の海にかかわりを持つ多様な主体の参加と協力で実施していきます。そのため、調査結果を広く知っていただくための説明会、マスタープラン作りに提案をいただく意見交換会、サンゴ礁の現状を広く知ってもらうためのシンポジウムや講演会を開催していきます。

サンゴ礁保全シンポジウム

 石垣市で開催された日本サンゴ礁学会にあわせ、環境省、沖縄県及び日本サンゴ礁学会の共催で、サンゴ礁の役割や現状を伝えることにより、広くサンゴ礁生態系の保全に対する関心を高めるとともに、自然再生への参加を呼びかける目的で「サンゴ礁保全公開シンポジウム」を開催しました。

日時 平成15年11月16日(日)13:30 ‐ 16:30
内容 基調講演「サンゴを守ろう」
椎名誠(作家)
パネルディスカッション
「サンゴ礁と地域の関わり-昔、今、そして未来-」
サンゴ礁保全シンポジウム報告書(PDF 55P 4MB)

コーディネーター 土屋誠 琉球大学理学部教授

阿武靖士 座間味村コーラルダイバーズ

比嘉義視 恩納村漁協指導員

仲田森浩 八重山漁協理事

玉井恭一 西海区水産研究所石垣支所長

白保小学校児童 こどもパークレンジャー

岡野隆宏 環境省

説明会・意見交換会

 地域住民に自然再生について知ってもらい、関心をもっていただけるよう、「あなたが未来に残したい海はどんな海ですか?」と題した説明会と意見交換会を以下のとおり開催しました。説明会では、土屋誠教授による基調講演の後、本調査でこれまでにわかったこと、これからやっていきたいことを説明しました。意見交換会では地域住民から昔の八重山の海の話を聞かせていただき、どのような海に再生していくか、そのために何をすべきなのかなどについて意見交換を行いました。

日時 平成15年3月21日(日)14:00 ‐ 17:30
意見交換会の概要 昔の海の状況タカセ貝やギーラがいっぱいとれた、
どこでも泳げた、など
再生のイメージサンゴが減らない海、おいしい海、
魚湧く海、ジュゴンが遊ぶ、など

 

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石西礁湖自然再生フォーラム

石西礁湖自然再生フォーラム


日 時:平成17年7月3日(日) 14:00 ‐ 16:00
場 所:石垣市市民会館中ホール

 八重山の豊かな海をよりよい形で将来の世代に伝えていくために、サンゴ礁に囲まれた島に暮らす皆さん、専門家、環境省など行政機関が一緒に考え、行動していく場として「自然再生協議会」を設置します。自然再生協議会には、この八重山の豊かな海ために一緒に活動する方であればどなたでも参加することができます。




チラシ
発表資料 概要
石西礁湖のサンゴ礁被度の変化
石西礁湖の海水流動と水温環境1
石西礁湖の海水流動と水温環境2
動画で見る 先島諸島周辺の潮汐波
海水流動と水温の時空間分布
浮遊幼生輸送パターン
浮遊幼生輸送パターン
浮遊幼生輸送パターン
主要河川河口部からの中立粒子輸送(八重山)
主要河川河口部からの中立粒子輸送(新川川)
主要河川河口部からの中立粒子輸送(名蔵川)
八重山諸島周辺の広域的海水流動数値シミュレーション
石西礁湖からの広域的浮遊幼生輸送
沖縄本島周辺

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